DQIII

船入手後の冒険

 バダラタで黒胡椒を入手できれば、ポルトガの王様から船がもらえ、探索できる場所が一気にふえる。

まず何処へ行くか?

 本能のままに行きたいところへ行ってみるのも面白いが、ある程度は指針がないと困ってしまうところ。街や城で出会った人々の話に耳を傾け、役に立ちそうな情報を探そう。

 まずはポルトガの向かい側の祠に行ってみるといい。男の話からはテドン、バハラタ、ジパングといった地名が出てきた。バハラタは既に行ったことのある街だ。まずはテドンへ行ってみよう。ムオルまで行ったことのある人ならば、ジパングの位置もある程度は想像できるはず。6つのオーブが冒険の鍵を握っているらしい…。
ルーラで行ける街

 船入手後にルーラで行き先が追加される地名は全部で5つ。もちろん、ムオルのようなルーラで行けない村でも貴重な情報が入手できるので、行き先がすべてそろったからといって、満足しないように。

夜も忘れずに

 夜は人々の意外な一面がみれる時間帯。初めて訪ねた場所では、必ず夜もチェックするようにしたい。闇のランプは時間帯を夜にすることができるアイテム。入手したら上手く活用しよう。

地図は存在しない

 最近のRPGでは、現在地を把握するための地図のようなアイテムが必ずといっていいほど登場するが、FC版DQ3にはこういったアイテムはない。したがって船入手後は、プレイヤーは各自現在位置をある程度把握しながら冒険を進める必要がある。この攻略でもあえて世界地図を公開しない事にしたが、これは本作の世界観に重要にかかわってくることによる。DQ3の世界がどのように構成されているかは、冒険を進めることで自分の目で確かめよう。

海上の要注意モンスター:

 船の旅にだいぶ慣れた頃に出会うであろうテンタクルスは、HPと攻撃力が高く、2回攻撃もくりだす強敵。同種族の大王イカのように甘く見ないほうがいい。装備が貧弱なうちは心してかかろう。

 守備力が高く攻撃呪文とルカニ系が共に効きにくいガメゴンには、デイン系やザキ系、バシルーラなどが有効。とはいえ初めて出会う頃にはこれらの呪文は習得していないことが多い。倒したい場合はルカニ系が効くのを待つしかない。草薙の剣があれば、MP消費せずにルカナンが使えるので何とか戦える。テンタクルス、ガメゴンともにラリホーは有効だ。

バシルーラで飛ばされたら?

 ヘルコンドルのバシルーラで仲間が飛ばされてしまったら、アリアハンのルイーダの酒場に戻ってみよう。いなくなった仲間が待機している。

アイテムの効果

 行く先々で入手できるアイテムのうち一部を紹介。装備品については、便利なアイテムの項を参照してもらいたい。特に、いかずちの杖、草薙の剣、稲妻の剣の3つは、入手したら是非手元に置いておきたいアイテムだ。
世界樹の葉
 仲間1人を蘇生する。一枚も持っていなければ、何度でも入手できる。
命の石
 持っていると、ザキ系の呪文が効いてしまったときに身代わりとなってくれる。
消えさり草
 使うと透明人間になれる。
山彦の笛
 オーブのある場所で使うと山彦が返ってくる。何度使っても無くらない。
光の玉
 重要アイテムのようだが、バラモスとの直接の関係はなさそうだ。

バーク建設

 とある場所に、街をつくるために商人を探している老人がいる。ここで預けた商人は二度とパーティーに復帰できないため、ルイーダの酒場で新たに登録したレベル1の仲間を預けるのが望ましい。商人の名前がそのまま街の名前(○○○○バーク)になる。別れた仲間が街の建設に着手した頃、老人からある有用なアイテムの入手場所を教えてもらえる。街は冒険が進んだ度合に応じて発展していくので、たまに訪ねてみるのもいい。

強力なモンスター達

 冒険の途中では避けては通れない重要な戦闘が待ち受けている。これらの戦闘において知っておきたいことをいくつかピックアップしてみた。
補助呪文を駆使せよ

 僧侶のルカニ、ラリホー、マヌーサといった攻撃補助呪文は効果的。効きにくい場合はあるものの、絶対に効かないという敵はそう多くはない。また、呪文を使う相手には大概マホトーンが効く。ただし、呪文を封じられると、他のより強力な行動に移る場合があるので、これに関しては注意が必要だ。そのほか魔法使いのスクルトで守備を固めたり、バイキルトで攻撃力を強化するのは必須の戦法といえる。

全体攻撃が辛い場合は

 最後尾の仲間をHPの低い者にしていると、防御コマンドができないため、全体攻撃によるダメージですぐ死んでしまう可能性がある。こういった場合は、戦う前にあらかじめ勇者を最後尾にするなどして、全体攻撃を乗り切ろう。

自動回復

 強力なモンスターはターンが終了するごとに、HPが100ポイント前後自動的に回復している(実は、バハラタの人さらいや一部の雑魚モンスターにも50ポイント前後の自動回復がある)。このため、毎ターン平均して100ポイント以上のダメージを与えられないと、いくらダメージを与え続けても倒すことはできない。したがって、補助呪文が有効になるまでは守備的に戦い、準備が整ったら一気に攻撃を仕掛けるというのがセオリーとなる。レベルが低い場合は、僧侶や魔法使いの攻撃参加が極めて重要といえる。

ネクロゴンド

 強力なモンスター達が行く手を阻む、ドラクエ3の最難関ともいえるダンジョンだ。心してかかろう。このあたりからモンスター達の全体攻撃が厳しくなってくるので、勇者を最後尾にしないと太刀打ちできない可能性も…。
2階の宝箱には
 この洞窟には3つの宝箱が存在するが、すべて最初の階段を上った先の同一フロア内にある。中には強力な装備品もあるので、まずは宝箱を探したいところだ。宝箱3つを見つけたあとは洞窟を抜けることだけを念頭に進んでいこう。何度も同じ場所にループする無限回廊や、わざと落とし穴に落ちないと進めないところがある…。

MPが足りなくなったら
 回復呪文に使うMP不足を避けるため、戦闘に余裕がある時は賢者はマホトラを唱えたいところ(例えばミニデーモン相手など)。あるいはマホトラを他の仲間に唱えて、MPを分けてもらうのもいい。このほか、マホカンタを唱えるモンスターを利用して、大幅にMPを回復させる方法も活用しよう(基本事項参照)。これらのテクニックは以降の冒険でも重要となるので、是非覚えておきたい。


要注意モンスター:
 やけつく息(麻痺)やザキ系(即死)を使うモンスターが出現するので、こういったモンスターは真っ先に対処したい。これらのモンスターには打撃や攻撃呪文以外にも、マホトーンやニフラムといった選択もある。ガメゴンロードはマホカンタを唱えるものの、ガメゴンと違い草薙の剣(使うとルカナンの効果)が有効。

オーブがそろったら

 6つのオーブがそろったら、テドンの囚人が言っていた祭壇に行き、オーブを捧げよう。伝説の不死鳥がよみがえり、船では行けなかったところにも足を運べるようになる。具体的には次の場所に行っておきたい。
竜の女王の城

 カザーブの東側の大陸にある高山に囲まれた城。ここは天界に一番近い城と呼ばれており、竜の女王が住んでいるようだが、余命いくばくもないとか。女王が亡くなった後にもう一度訪ねてみると、玉座にあったはずのタマゴが…。

ギアガの大穴

 ネクロゴンドにある大穴。

バラモス城

 バラモスの部屋までの道のりは思った以上に長い。城内には宝箱もあるので、忘れずにチェックしよう。戦士がいる場合は魔神の斧を入手しておきたいところ。バラモス戦は苦戦を強いられるだろうが、今までの経験を活かし乗り切るしかない。どうしても勝てない人はアストロン戦法を使おう。

アストロン戦法とは?
 バラモス戦で戦闘開始直後に2回連続でアストロンを唱えると、次にこちらが動けるターンのバラモスの行動が [バシルーラ→打撃] という比較的ダメージの少ないものになることを利用し、そのターン中に攻撃力や守備力の強化を図り準備を整える戦法のこと。

バラモス城の要注意モンスター:
 動く石像は毎ターンHPが自動回復する。同時に3体出現するとこちらの攻撃が分散して効果的なダメージにはならないため、バイキルトで攻撃力を強化するか、ザキやバシルーラで数を減らそう。

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