DQIII

どうでもいい小話


マイナーモンスター

 短期間に何度も再スタート〜エンディングを繰り返すと、冒険の途中で一度も出会うことがなかったモンスターがちらほら出てくる。ほとんどが素通りしてしまうフィールドで出現するモンスターだ。
デスフラッター
 2回攻撃を繰り出す大ガラスの上位種。ノアニールはイベントが終了するまで街として機能しないため、周辺でレベル上げを行うことはまれ。西の洞窟に向かう途中で出会わないと、以降は出会う機会が全くない。もう一色上位種があってもよさそうだが…そうすると全体として鳥形のモンスターがやや多すぎる? 上位種を考えるとすれば、例えばジパング付近に出現するであろう八咫烏(姿は違えどDQMで同名のモンスターがいる)とか…。

ドルイド
 ポルトガ地方で出現する。初めてポルトガに到着した頃は、複数で出現してバギを連発されると脅威…のはずだったが、ポルトガも通過点に過ぎず、一度行ったことがあれば、次回からはルーラで来るのが一般的。二度と付近を散策することはないので、影が薄いモンスターになってしまっている。そのぶんといってはなんだが、上位種の幻術士(緑色)や鬼面道士(赤色)はやたら見覚えがある。

じごくのよろい
 フィールド以外では、地球のへその最下層で出会う可能性がある。同様の地域に出現する魔女、ゴートドン、シャーマンもなかなか出会う機会が少ない。そういえば地獄の鎧という同名の装備品があるが、公式ガイドブック(DQ2やSFC版)の装備品イラストとモンスターの形が異なるのがちょっと気になる? ちなみに、DQ5には彷徨う鎧なる装備品が登場し、こちらのイラストはモンスターの姿そのもの。彷徨う鎧が彷徨う鎧を装備するとどうなるのかね? 

デスストーカー
 いまでこそ耳にする「ストーカー」という言葉だが、当時はまったく意識もしなかった。ご丁寧に「死の〜」という修飾語までついている。出会う機会が少ないため気づかないことも多いが、他のモンスターで同じ色の者がいる(→覆面コンテスト)。

アカイライ
 大くちばし系の最上位種族。悟りの書を落とすことで有名なモンスターだ。モンスターレベルは20を越えてるらしいアカイライさんですが、転職のご予定は? 

戻って来たの?

 ジパングの地下倉庫の奥を調べると、生贄にされるはずだった やよい が隠れているのがわかる。男の話と総合すると、どうやら洞窟地下2階にある生贄の祭壇につれていかれたものの、一人で村まで戻ってきた…ということらしい。溶岩魔人や豪傑熊がわんさかいるのに戻ってこれるなんて、只者じゃない。是非とも我々のパーティーに加えたいところである。「和」をかもしだす美人さんっぽいし(予想)。

 そういえばバハラタの洞窟から先に二人で帰還したグプタとタニアも戦力としては捨てがたい。が、大概の人は恋人の前では普段以上の活躍をみせるもの(約1.5倍:当社比)。あまり期待はしないほうがよさそうかもね。


やっぱり田舎者

 全滅すると田舎者としてバカにされる。かつて全世界を治めていたアリアハンや、マイナーな魔王のウワサが届いているロマリアなんかのほうがよっぽど都会のような気がするが…。少なくとも、夜中にこっそり玉座に座っている、どこかの国の大臣さんよりは都会人のつもり。

 後で調べてみたところ、「知られざる伝説」にも同じネタが載っていた。


覆面コンテスト

 ドラクエ3で同種のモンスター(?)数が最も多いものは、カンダタ型のもので全6種類。全員集めてみたけど、どなたのセンスが一番いい? 

@ABCDE

 @番の人は単独で見る限りではセンスの良さは感じないけど、実は子分の鎧とちゃっかりカラーを合わせてきたのだ。次回(A)の再戦ではアメリカンコミックのヒーローさながらの出で立ちで登場するなど、なかなかのお洒落さんなのかもしれない。

 B番さんは一番地味だけど、この男臭い風貌にさびれ具合がうまくマッチしている。C番さんは原画でのカラー。しっくりきて当然である。でもって、D番さんが注目のストーカー。確かどこかで見た色のような…っていうかA番さんと同じじゃん! なるほど、人さらいなだけあってストーカーの癖もあったんだね。せっかくコンテストで好印象だったのに…こりゃイメージダウンだ。義賊と名乗るには程遠いような気がするぞ。

 最後は一番右側の人、荒れた海峡を泳いで渡ったバカ正直なオッチャン。死に目に会ったときは、その格好にショックは隠せなかったけど、現実というのはそんなものなのかもしれません。なんでこんな格好をしているのかというと、もちろんモンスターに仲間だと勘違いさせるためでしょう。ところでもしかすると、他の出場者の皆さんはこの人に憧れてこんな格好をしているのかもしれませんね。

ここではない、どこかへ

 商人の存在価値は、はやぶさの剣装備能力(他は勇者と賢者のみ)につきるが、ストーリー面からもう少し掘り下げてみたい。商人にはその能力の冷遇具合を補うべく、専用のイベントが用意されている。バークの建設イベントだ。普段はレベル1の新米キャラを預けておしまいというパターンが多いが、本来ならば、今まで苦楽を共にしてきた旅の仲間と別れる…といった、もの悲しいストーリー展開のほうが望ましい(ホントかよ)。
よくわかる詳細

 世界平和の夢のため、今まで勇者達と共に必死で頑張ってきた商人ではあったが、そろそろ自分の能力に限界を感じはじめていた。このままでいれば、いずれ旅の途中で犬死するか、そうでなくとも足手まといになるのは確実だ。転職を考えてみるも、今更自分がいちからやり直したところで、有能な若手に任せるのとほとんど差がないのは誰が考えても明白。もちろん商人としての意地もある。できれば商人として、世の中のために貢献したい。そんなこんなで、ここ最近の道中、葛藤を繰り返していたところにスーの爺さんの話が来た。これは天命に違いない。この仕事ならば自分の能力を存分に発揮できるだろう。そして、その思いは、バークこそが自分のいるべき場所であるという確信に変わった。
商人「旅の仲間として能力不足だった俺を許してくれ。俺達の悲願だった魔王討伐を心から祈っている。」
 つまることろ、商人(+ヒゲ)は、他の仲間達との価値観の違い、能力の違いなどから別々の道を歩む…という哀しみを背負ったキャラクターである。まあ、よくある話だ。とはいえ一般人(筆者含む)には、年を重ねないとなかなか理解できない哀しみのようにも思える(三度の食事よりも好きな趣味でもあれば別かもしれんが)。ここらでGLAYのナンバーでもいかが? 

 次にドラクエ3をやる時は是非商人を初期パーティーに加え、LVの上がった商人をスーの老人に預けるようにしよう。LV1の商人を預けるなんてことは言語道断である。


 ところで、仲間が少なくなるイベントがあるのだから、仲間が増えるイベントがあってもよかったかもしれない…などと素人は考えがちだが、システムやゲームバランスを考えるとかなり難しい問題だろう。もしあったとすれば、例えばサイモンの息子さんとかかなあ。
備考
 元々は、話が進むとパーティーに復帰する予定だったようだ。SFC版では復帰するイベントがある(しかしながらあまり感動はしない)。

ボストロール

 サマンオサのボストロールにはメガンテが効く(自爆テロ?)。レベルを上げれば強力な相手も簡単に倒せるという 良い 例。

暖簾わけ

 ドムドーラの武器屋にて。肝心の奥さんは、左下の別のお店(これまた武器屋)にいます。もしや、そちらの武器屋のご主人との不倫中に身ごもった子供だとか…。そんなわけない、身重で実家に戻ってきていると考えるのが妥当。つまり、奥さんのお父さんが元々武器屋の親分さんで、今のダンナさんはちょっと前までそこで奉公しており、結婚に先立ち、のれんわけを許して頂いたってところかな(無意味に深読みしすぎ)。
 備考
 この子供は「ゆきのふ」と命名されるが、DQIで語られる人物と同一かは不明(少なくとも血縁関係はあると思われる)。同一人物だとすると、この赤ん坊の孫がラルス16世時代に生きていることになるので、その可能性は低い。


他作品関連

ラダトームの詩人

 歌にしてもらっても構いませんが、とある有能な若手は自慢の竪琴ももたずに諸国行脚の余裕ぶりです。足元をすくわれないよう、しっかりとお仕事してくださいね。

魔法の鍵

 不要になって預かり所においてあった物をわざわざ持ってきたんだから、是非とも完璧なコピー品を作って頂きたい。売り物にするということもありますし、まがい品だけはやめましょう。壊れやすいなんてもってのほか。コレ、もう自分達には必要ないので差し上げますから、その辺のところよろしく。

ゴーレム

 堕落の街という環境の悪さにもかかわらず、そのお年で研究熱心なことは大変尊敬しますが、守護神にするならば、敵(モンスター)か味方(人間)かの判断基準を持つような最低限の知能は必要ではないでしょうか。パワー重視というのもいかがなものかと思われます。それに、体力だけなら量産型のストーンマンは倍以上ありますし、世の中には怒りの魔人なんてのもいます。


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