DQIII

勇者の挑戦

 今回の記録:勇者Lv16、武闘家Lv16、戦士Lv15、僧侶Lv16 (達成日:2006年2月25日)

目次


ルール
基本ルール
低レベルの基準/判定例
備考
基本情報
パーティー考察/性別について
足りなくなったGの補填方法
実際に使用した裏技
パラメータ
ステータスの変化
経験値の変化
イベント戦闘詳細
主な役割分担/基本戦術
カンダタ2
ボストロール
やまたのおろち
バラモス
だいまじん
いでよ わが しもべたち
ゾーマ
戦いをおえて
各戦闘について
水鉄砲の誤算
低レベルに挑戦する人へ
Q&A
DVD

ルール


基本ルール

 今回のルールは次の通り。

・実機、カセットを使用して行う
・意図的な電源パターンの禁止
・転職の禁止
・登録抹消禁止
・勇者以外に経験値を獲得していいのは3人まで
・ランシールバグ(夢見るルビーバグ含む)の使用禁止
・ACアダプタのジャックを抜き差しする等の破壊技、改造は禁止
・それ以外の裏技はすべて可とする

 実機で行うとしたのは、二次的な機器・プログラム等を利用した広い意味での電源パターンを禁止するため。実機による電源パターンについては、それはそれで見てみたい気もするが(DQシリーズで最も電源パターンがやりやすそうなのはDQ3?)。なお、ROMのバージョンは問わない。できれば完全版と思われる最終バージョンがよいが、どの程度複数のバージョンが存在しているのか、一般プレイヤー(筆者を含む)が把握しきれていないためである。

 転職をゆるすと、いくらでも強いレベル1キャラクターを作れてしまうため、低レベルの意味がほとんどないので禁止した。登録抹消禁止とは、既に登録されている者を酒場の名簿から消去してはいけないという意味。キャラクターの登録自体を禁止しているわけではない。登録自体を禁止すると、バーク建設のための商人を作る手段が転職のみとなることに注意したい。抹消を禁止したのは、途中過程が無意味になるためだ。同様の理由で、経験値の分散を防ぐために、経験値を獲得していい人数に制限を入れた。このルールの導入により、いったんクリアして勇者ロトをパーティーから外すという行為もほとんど無意味となるだろう。初めてエンディングを迎えた状態を重視したい。

 ランシールバグを可とすると、種の無限増殖などでいくらでも強くできるため禁止した。同様の理由で、改造を含めたショック技も禁止する。なお、ROMの長期間放置によるデータ破壊も同様の技とみなし禁止としたいところではあるが、この現象が利用されたかどうか厳密に判定するのは難しく、またプレイヤー自身も気づかないところでこの現象が発生してしまっている可能性も否定できない。したがって結局のところ、これらの問題はプレイヤーの良心に委ねるしかない。

 他の裏技については、各々の基準で可否を決めるとルールがいくらでもふくらんでしまうため、すべて可とした。もちろん、すべて不可でもよいが、その場合は裏技の明確な定義が必要となるため今回は見送った。

 モンスター宝箱しか入手経路のないアイテム(魔法のビキニ、雷神の剣)の使用も許可する(当然だろう)。したがってそれと同等の行為と思われるので、モンスターが落とす他の一般アイテム(種など)の使用も可とする。ニフラムで消したモンスターからは宝箱を入手できないため、モンスターからアイテムを入手するには経験値を得る必要がある。多くの経験値を得れば、それだけ低レベルでなくなる可能性が増すので特に問題はないだろう。ちなみにこの点に関して、今回の記録では活用していない。

低レベルの基準

 下記の基準を適用し、クリア時のレベルで競う。番号の若いものほど優先的な判定基準とし、差がつかない場合は、次の番号の判定基準に照らし合わせる。最後の項目でも差がつかない場合は引き分けとする。

0.レベル0のバグキャラクターは無効(失格)
1.ルイーダの酒場内のメンバーを含め、最もレベルの高い仲間のレベルで競う
2.同じ場合は、経験値を獲得した仲間全員の合計レベルで競う
3.最もレベルの高い仲間を1人ずつ除いた状態で判定する
4.勇者のレベルで判定


 0.については現在のところ不可能であるとは思われるが、想定外の行為も考慮し、基準に入れておいた。

 1.で酒場のメンバーのレベルも考慮に入れているのは、仲間をバシルーラで飛ばすことにより、低レベルの仲間だけでエンディングを迎えたものを無効とするため。1人だけ高レベルで、残り全員はLv1といったパーティーは低レベルパーティーとは呼べないため、まず第一にレベルの最大値で比較することにした。

 2.において平均レベルではなく合計レベルとしているのは、パーティーの構成員数の違いによる不利を考慮するため。なお、冒険に参加しないレベル1の仲間でも、預かり所の預かり料のカット等に利用できるなど、「利用」したかどうかの判断はかなり曖昧といえる。ここでは経験値を獲得したかどうかを、「利用」したかどうかの判断基準することにした。したがって、クリア時にパーティーに加わっていても、経験値がゼロの者は利用していないとみなす。

 3.でも差がつかない場合、これは経験値獲得仲間数が同じであり、かつ同じレベル同士の1対1の対応がつくということであるので、もはや勇者のレベルで判定する以外に方法はない。

 今回のルールは、正確には「低レベル」かつ「非 高レベル」を要求していることを意味する。あくまでもレベルのみでの判定とした。総獲得経験値数で判定したいならば、目的を「低レベルクリア」ではなく「低経験値クリア」に変えたほうがいいだろう。

判定例

 下のパーティーほど低レベルという扱いになる。パーティーEがDよりも低いということにやや違和感があるが、判定の優先順位によるもの。合計Lvを優先すると、Lv62、Lv2、Lv2、Lv2で構成されたパーティーが、A〜Eよりも低レベルという扱いになってしまう。これは避けるべきだろう。
パーティーA:勇者Lv16、戦士Lv16、魔法使いLv16、僧侶Lv21 (合計Lv69)
パーティーB:勇者Lv20、戦士Lv18、魔法使いLv15、僧侶Lv16 (合計Lv69)
パーティーC:勇者Lv20、戦士Lv17、魔法使いLv16、僧侶Lv16 (合計Lv69)
パーティーD:勇者Lv17、戦士Lv20、魔法使いLv16、僧侶Lv16 (合計Lv69)
パーティーE:勇者Lv18、戦士Lv18、魔法使いLv18、僧侶Lv18 (合計Lv72)

備考

 ルールとは、都合のいいように、いくらでも作り変えられるものである。これは新しいルールを設定することで、いくらでも記録が出せるということを意味する。つまり、自己満足の世界以外のなにものでもないのだ。また、記録が出た後に、その記録が破られにくくするよう、いかにももっともらしい理由をつけて制限を増やす(ルールを追加する)というのは常套手段といえよう。

基本情報


パーティー考察

 今回は、次のような安易な理由でパーティーメンバーを決めた。

・パーティーから抜けられない→勇者
・ルカニやマヌーサ、ラリホーは必須→僧侶
・バラモス戦で魔神の斧による大ダメージが欲しい→戦士
・残りはレベルの最も上がりにくい職業→武闘家

性別について

 DQ3の女性は、男性の完全上位互換となっているため、何かあったときのことを踏まえて全員女性にするのが無難だが、男性でもそんなに大きな問題はない(少なくとも現段階では)。低レベルクリアにおける女性の利点は、誘惑の剣が使えるので大魔人相手にやや楽ができる程度。このほか、魔法のビキニが装備できる武闘家(女)もやや有利だが、キングマーマンから運良く入手しなければならない。ステータス吟味を徹底して行う場合は、武闘家は女性にしたほうがいいだろう。ちなみに今回の記録では、男性の武闘家を使用した。

足りなくなったGの補填方法

 まずは宝箱で入手できるアイテムはすべて入手し、いらないものを売りさばこう。種も売れば結構の額になる。ピラミッドの宝箱も、ニフラムでミイラ男を消せば、経験値を獲得せずに入手することができる。それでもGが足りない場合は、次の3つの補填方法が考えられる。最初のレベル上げで多少の誤差は出るものの、今回の記録の場合では宝箱入手アイテムの売却だけでなんとかなるようだ(ただしこれは結果論)。
1.何度でも入手できるものを売りさばく
 世界樹の葉や水鉄砲などを売る方法。今回はルール上登録抹消を禁止しているので、布の服の無限入手はできない。水鉄砲は1分間に1つは売れるので、1時間も売り続ければ約1000Gを入手することができる。実際にやってみたがかなり苦痛なので、他の音楽を聴く、お酒やおつまみといったストレス解消手段も考えたい。

2.格闘場で儲ける
 レベルが低いため掛け金も低いのであまりオススメできない。モンスター同士の戦いで一喜一憂し精神的疲労は大きい。ムオルで水鉄砲を売ったほうがまだいい。

3.経験値の少ないモンスターを倒す
 笑い袋や踊る宝石といった経験値が少なくGをたくさん持っている敵を倒すという方法。経験値を獲得しすぎて、後々にひびくことがないよう注意しよう。事前に綿密な予定を組んで挑むのであれば、おそらくこの方法が無難。


できる限りGを節約
 キメラの翼の購入や宿屋での宿泊などは、常に水鉄砲何個分の価値があるのかどうか天秤にかけてから行うようにしたい。場合によっては徒歩で帰るという選択も重要だ。船入手後は、無料で入手できる世界樹の葉を利用して、できるだけ蘇生料金は払わないようにしよう。

実際に使用した裏技

 他にも無意識のうちに使っているかもしれない。

・遭遇率ゼロ技
・防御コマンド
・バシルーラを利用した世界樹の葉、オリハルコンの増殖
・最終戦で回復攻撃

 黄金の爪の必要性はそんなに高くないので、遭遇率ゼロ技はなくてもいける(かもしれない)。

 バシルーラはヘルコンドルかトロルキングが唱えるものを利用する。今回の記録では、最終決戦で世界樹の葉が3枚必要となる。他の戦闘では複数使用はしなかった(すればもっと楽できた?)。3枚のうち1つはゾーマの城で入手、1つは普段入手できる場所で、もう1つがバシルーラによるもの。溶岩魔人なども落とすので、この技も使わなくても理論上はいける。ただし、入手確率が極めて低いうえ、より低いレベルでカンダタ2に挑まなければならなくなる。オリハルコンはGの補填に利用しただけなので、これは他の方法で代用可。

 防御コマンドと回復攻撃は必須?


パラメータ


ステータスの変化

ぺん(勇者)レベル10111213141516
ちから78913172023263034383940444748
素早さ56710121315161820232426293234
体力8101215161822252732354145475254
賢さ7789101010111213141515161718
運の良さ4456789101112121517202324
最大HP172228353945515961707589→101110116128134
最大MP7788999121417202121212325
習得呪文数0111224444566778
たなか(武闘家)レベル10111213141516
ちから15161718192023263137414448525766
素早さ8121620242833394448505762677177
体力67811141720242730343741444850
賢さ45678910111213131314141516
運の良さ456771213161821263034394448
最大HP14151926344247556169→100107113123130138142
りん(戦士)レベル101112131415
ちから81215172125293133353843475154
素早さ234567789101112131415
体力8911121521273238434852546063
賢さ11223456788891011
運の良さ3455688910111213141516
最大HP17192327344761718492104113116130134
ぷに(僧侶)レベル10111213141516
ちから4679101315171819212325262831→45
素早さ445566781012141617182023
体力56912141719212325293236384144
賢さ9111417192124262830323436384042
運の良さ223481114172022252631343639
最大HP121521293543495561677581889198103
最大MP9111519232836404551556167707478
習得呪文数1122234566789101111

 カンダタと戦うまではレベルアップ時にステータスの伸びが悪い場合はリセットを押したが、貧欲に高いステータスを求めたわけでもない。カンダタ戦以降はほとんど吟味しなかったので、数値はあまり参考にならないと思われる。つまり、同レベルでもっと強いキャラクターをつくることもできる(あとHP+30くらいは狙える?) 悪く言えば無計画に進めてしまったということであり、これが災いし、種は使用しない予定だったが使うはめになってしまった。バラモス戦の前に命の木の実×7を武闘家に、キングヒドラ戦の前に命の木の実×3を勇者に、力の種×6を僧侶に使用した(各イベント戦の詳細を参照)。使った種はすべてダンジョンや城・街の宝箱などから手に入れたもので、モンスターの宝箱からは入手していない。吟味を怠った点を考慮すれば、今回と全く同じの方法で種を使用せずに達成する事も十分可能だと思われる。



経験値の変化

 使用した全キャラクターの獲得経験値の推移。

ぺん(勇者)りん(戦士)ぷに(僧侶)たなか(武闘家)どん(商人)
初期の獲得経験値179103328232360
カンダタ子分×4+80+80+80+80
カンダタ+子分×2+1653 +1653+1653
ボストロール +833+833+833
やまたのおろち1+2680+2680+2680 
やまたのおろち2+2680+2680+2680 
大魔人×2 +1666+1666+1666
大魔人×2 +1666+1666+1666
大魔人×2 +1666+1666+1666
キングヒドラ+3166 +3166+3166
バラモスブロス+6100  +6100
バラモスゾンビ+7150  +7150
合計236881230418913242160
最終決戦時のレベル16151616
次Lvまでに必要Ex217926134
 注意:バラモスとゾーマの経験値は0。

 この他にもこの様なプラン(Excel file)もある。バラモスゾンビや大蛇2が全員で挑めるぶん、このほうが楽かもしれない(後で知った)。

 実は、勇Lv16 戦Lv15 僧Lv16 武Lv16を上回るプランも存在する(勇Lv16 戦Lv14 僧Lv16 武Lv16)。具体的な獲得経験値推移がこれ(Excel file)。問題はこれが果たして実現可能か?ということだが、ボストロール戦を僧侶一人のみで勝利できるかどうかが問題となる。不可能ではないと思うが実現するのはかなり難しい。ボストロール以降のプランは今回の方法とほとんど同じ、つまり難易度もさほど変わらない。


イベント戦闘詳細


 ここで述べることはあくまで一例であり、もっと効率のよい方法がある可能性がある。具体的な内容は詳細を読むよりも動画を見たほうがはやいかもしれない。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm86777

主な役割分担

 全体を通しての主な役割分担は次の通り。
勇者 :主人公に相応しく多種多様な活躍をみせる
戦士 :打撃、緊急を要さない場合の回復
僧侶 :補助呪文
武闘家:ピオリムが行き届く前の先制回復

基本戦術

1.まずは僧侶の補助呪文で準備を整える。その間、打撃キャラは回復(薬草)に徹する。
2.準備が整ったら、全員で総攻撃。
3.敵の残りHPが少なくなったら、目当ての仲間が死ぬよう仕向ける(あるいは運良くそうなるよう願う)。

 打撃系の仲間の余ったアイテム欄は薬草でうめて戦うこと。ボストロール戦以降では、薬草(ホイミ)での回復が間に合わない場合、死ぬのを待って世界樹の葉で復活という手段も頭に入れておこう。

 出現時のHPが最大HPの値とは限らないので、敵の残りHPを上手く調整しなければならない場合は、1ターン目はダメージを与えずに自動回復で全回復させるのも有効といえる。

カンダタ2

最大HP:400自動回復:50

 最初の回避できない戦闘はバハラタ東の洞窟での戦いだ。戦士Lv9、武闘家Lv5、勇者Lv4、僧侶Lv11で挑む。もっと低いレベルでも倒せるが、今回はクリア時のレベルで競うので、この戦いでレベルが低い必要はない。最終決戦時の予定レベルから逆算し、カンダタ2と戦う時点でのレベルをわりだそう。

戦う前に

 楽にレベル上げができるよう、ムオルで裁きの杖を購入した。ガルナの塔で僧侶の鉄兜を、武闘家のための武闘着はアリアハンで、黄金の爪をピラミッドにてそれぞれ入手。勇者の攻撃力強化のため、鉄の斧を購入した。他の防具はすべて初期装備(お金がもったいない)。戦士は聖なるナイフを装備させても良かった(気づかず売っちゃった)。

りん(戦士)たなか(武闘家)ぺん(勇者)ぷに(僧侶)
レベル11
装備品 銅の剣
布の服
 
黄金の爪
武闘着
星降る腕輪
鉄の斧
旅人の服
 
裁きの杖
旅人の服
鉄兜
戦闘前の経験値10332361792823

戦い方

 子分×4は全員で挑む。ラリホーで眠らせ、打撃と裁きの杖(バギ)で叩けば楽。カンダタ戦は、まず2匹の子分をできるだけはやく倒し、先制回復できるようピオリムで素早さを上げる。あとはルカニで守備力を下げ、戦士が死亡した状態で倒すようにすればいい。

ボストロール

最大HP:320自動回復:100

 勇者が死亡した状態で倒す。なかなか上手くいかなかったので、裁きの杖と祈りの指輪を売ってゾンビキラーを購入した。この際にムオルで30分ほど水鉄砲を売って足りないお金約500Gを稼いだが、バハラタ東の洞窟の宝箱を取り忘れていたため、実は必要のない作業だった。

りん(戦士)ぺん(勇者)たなか(武闘家)ぷに(僧侶)
レベル12
装備品 鉄の斧
大地の鎧
 
銅の剣
旅人の服
 
黄金の爪
武闘着
星降る腕輪
ゾンビキラー
旅人の服
鉄兜

戦い方

 僧侶はマヌーサ(効きやすい)→ピオリム×2→ルカニ(効きにくい)と唱え、準備が整ったら全員で一斉に打撃。ラリホーは効きにくいので特に使う必要はないだろう。効くのを待っているよりも打撃してしまったほうがはやい。自殺する余裕はないので、後半はマヌーサの効いているボストロールの打撃が勇者に当たるよう願うしかない。

やまたのおろち

最大HP:300自動回復:100

 2戦とも武闘家が死亡した状態で倒す。全体攻撃の炎を上手く利用して、いいタイミングで武闘家のHPがゼロになるようしむけよう。対戦前にネクロゴンドのアイテムを入手できるので、装備はかなり充実している。2戦目は草薙の剣(勇者に装備させる)があるため、更に楽になる。このあたりでてこずっているようでは、バラモス相手に勝ち目はない。

 余談だが、どうやら宝箱をあける係は、たとえ死んでいても先頭の仲間らしい…(写真)。

たなか(武闘家)りん(戦士)ぺん(勇者)ぷに(僧侶)
レベル101012
装備品 黄金の爪
武闘着
 
 
稲妻の剣
刃の鎧
 
 
ゾンビキラー
大地の鎧
 
 
銅の剣
旅人の服
鉄兜
星降る腕輪
 注意:レベル、装備品は1戦目のもの。

戦い方

 1ターン目は戦士が僧侶に薬草を使い(炎×2が来る可能性があるため)、僧侶はピオリムを唱える。次ターン以降はまずラリホー(効きやすい)で眠らせ、その隙にルカニ(効きやすい)を唱え、他の仲間は回復して態勢を整える。ルカニ後のラリホーで敵が眠ったら攻撃開始だ。その後のラリホーは、まだ武闘家が生きていて欲しいかどうかで判断する。敵の打撃で武闘家の死亡を期待したいので、マヌーサ(効きやすい)は唱えないほうがいいだろう。

習得呪文

 2戦目の八岐大蛇を倒した後に勇者と僧侶の習得呪文を確認する。ベホイミ、アストロンを覚えなかった場合はやりなおし。

バラモス

最大HP:900自動回復:100

 低レベルクリア最大の山場。ムオルでのG補填が面倒だったため、、黄金の爪を売って最低限の装備品(魔法の鎧×2、鉄仮面、鉄の爪、青銅の盾)を購入し、スカスカの装備で挑んだ。そのため、攻撃力の低い武闘家を最後尾にしなければならず(やや論理の飛躍あり)、防御しないとイオナズン1発で死亡してしまう。それでも構想では種なしで倒せる予定だったが、50回ほど挑んでも勝てなかったので、やむをえず命の木の実×7を使った。黄金の爪を売らないでおけば、後々のバラモスゾンビ戦でターン数を多少短縮できるようだ。

りん(戦士)ぷに(僧侶)ぺん(勇者)たなか(武闘家)
レベル14141210
最大HP130918969→100
最大MP070210
攻撃力1419112467
守備力97817747
素早さ14362448
アイテム E魔神の斧
E刃の鎧
E不幸の兜
 最後の鍵
 薬草
 薬草
 薬草
 薬草
Eゾンビキラー
E魔法の鎧
E青銅の盾
E鉄兜
E星降る腕輪
 世界樹の葉
 薬草
 薬草
E稲妻の剣
E魔法の鎧
E鉄仮面
 祈りの指輪
 薬草
 薬草
 
 
E鉄の爪
E武闘着
 薬草
 薬草
 薬草
 薬草
 薬草
 薬草
 注意:戦士は鍵を預けて薬草をもう1つ追加してもいい。勇者にもっと薬草を持たせてもいい。

戦い方

 アストロン戦法を駆使し、まずは基礎を固めよう。準備が整うまで、打撃はしないでいい。役割分担は次のとおり。
戦士 :緊急を要さない場合の回復役
僧侶 :ピオリム→マヌーサ→ピオリム→ピオリム→ルカニ
勇者 :アストロンのためのMPが切れないよう祈りの指輪
武闘家:緊急を要する時の回復役
 ルカニが効いたら更にアストロンを使い、次回の [バシルーラ→打撃] のターンに攻撃を開始する。
戦士 :常に打撃
僧侶 :優先順位は ラリホー>ベホイミ>打撃
勇者 :できれば常に打撃
武闘家:臨機応変
 ベホイミよりもラリホー(効きにくい)を優先するのは、僧侶1人ではとても回復が間に合わないため。ただし、[バシルーラ→打撃] のターンに限っては、ラリホーはしないこと。効いたところでメリットが少ないからだ。このターンは打撃か回復を行おう。最後尾の武闘家は、他の3人が生き残るために必要な行動をとる。自分自身の回復や全体攻撃(イオナズンや炎)に対する防御は、全員が生き残れる場合のみ行う。そうでない場合は、他人を薬草で回復させるか打撃で少しでもバラモスのHPを奪う。自分が生き残れるかどうかは、僧侶のラリホーが効くかもしれないという天命に任せよう。


 実際のバラモス戦。この頃はまだ戦闘に慣れていなかったため、ややタイムロスが目立つ。

http://www.youtube.com/watch?v=lYOu976_-dU

だいまじん

 3連戦。途中で全滅すると最初からやり直しなので注意。3戦とも勇者が死亡した状態で倒す。強敵というわけではないので、レベルアップ時の数値の上がり具合が悪い場合はやり直すのも手。

役割分担

戦士 :稲妻の剣(イオラ)で攻撃
武闘家:素早さを活かし、妖精の笛で眠らせる
僧侶 :マヌーサなど
 女性がいれば誘惑の剣(効きにくい)を使ってもいい。

余談

 今回はラリホーを使える者が1名(僧侶)しかおらず、僧侶はマヌーサ役にまわしたため、代替として妖精の笛を使うこととなった。門番として立ちはだかる人工モンスターを笛で静まらせる様子は、後々のドラクエ1でメルキドの門前にて起こるであろう出来事が想起され、何か感慨深いものがある。

戦闘終了後

 大魔人達を倒したら城の最下層まで行き、賢者の石を取っていったん戻る。このとき、祈りの指輪は取らないで残しておいたほうがいい。以降は祈りの指輪を2つ持てるほどアイテム欄に余裕がないからだ。できれば世界樹の葉も取らないでおくべき。バシルーラによる増殖技はなかなか成功しないので、2枚持っている状態の時に入手したい。
 注意
 次のゾーマ戦に失敗する度にオルテガの決闘を見るのは面倒、賢者の石は世界樹の葉を増殖させる時に持っていたほうが便利といったことがあるので、たとえ祈りの指輪や世界樹の葉を回収しなくても最下層まで足を運ぶ価値はあるだろう。

いでよ わが しもべたち

 バラモスを倒したパーティーならば、下僕達を倒すこと自体は容易い。問題は、仲間が何人か死亡した状態で倒さなければならないため、格段に成功率が下がるということ。バラモス戦よりは可能性を感じるとはいえ、3連続で成功させなければならないため意外に難しい。結果論になるが、最終決戦までを含めた一連の戦いの挑戦回数は、バラモス戦以上に多かった。対戦前のステータスは次の通り。

たなか(武闘家)ぷに(僧侶)ぺん(勇者)りん(戦士)
レベル13161215
最大HP12310389→101134
最大MP078210
攻撃力7896→110159144
守備力628112747
素早さ124232415
アイテム E鉄の爪
E星降る腕輪
 賢者の石
 世界樹の葉
 世界樹の葉
 薬草
 薬草
 薬草
Eゾンビキラー
E魔法の鎧
E水鏡の盾
 祈りの指輪
 光の玉
 世界樹の葉
 薬草
 薬草
E王者の剣
E地獄の鎧
E勇者の盾
 薬草
 薬草
 薬草
 薬草
 薬草
E魔神の斧
E力の盾
 ドラゴンメイル
 最後の鍵
 薬草
 薬草
 薬草
 薬草

 最終決戦で大量の薬草が必要になるため、最低限の装備で挑むことになる。地獄の鎧(呪い)はバラモスブロスのイオナズンに堪えるために装備した。バラモスブロス戦、バラモスゾンビ戦の敵の残りHP調整を考えると、僧侶の攻撃力は100前後であることが望ましい。

 キングヒドラ戦の成功率が低かったため、今回もやむをえず種を使用。これによりキングヒドラ戦の成功率が約1/6程度から1/2程度にまでアップ。ちなみにバラモスブロス戦、バラモスゾンビ戦の成功率は5割強といった感じ。ただし、成功率は敵の残りHPの判断の仕方に大きく左右される点に注意。仲間がやられる前に間違って倒してしまって失敗ということも多い。
城内の祈りの指輪
 1階のバリアダメージの回復に僧侶の呪文を使った後、その場で祈りの指輪を使ってMPを回復させよう。もしここで壊れてしまっても、最下層の宝箱でもう一度入手することができるからだ。できるだけ多く薬草(あるいは世界樹の葉)を持っていきたいので、祈りの指輪を最初から2個持っていく余裕はない。

キングヒドラ

最大HP:550自動回復:100

 3体のしもべの中で最大の強敵。戦士が死亡した状態で倒さなければならないので、戦士は自殺しやすいようにドラゴンメイルを外した状態で戦闘に参加する。同一ターン内に打撃が1人に集中したり、後列の仲間に打撃→炎がくると、運悪く死んでしまう可能性がある。その場合はあきらめよう。

役割分担

武闘家:賢者の石を使い続ける
僧侶 :ピオリム→ルカニ→以降は打撃
勇者 :王者の剣
戦士 :防御→敵の残りHPが250を切ったら自殺開始
 地獄の鎧の効果で動けなくなる可能性があるため、勇者は王者の剣を使って攻撃する。敵の残りHPが少なくなったら、僧侶と勇者のいずれかは防御するなどしてダメージを調整し、戦士は自分を攻撃する。戦士が死亡したらトドメをさそう。

バラモスブロス

最大HP:450自動回復:50

 武闘家、僧侶、勇者の3人で挑む。僧侶が死亡した状態で倒す。同一ターン内に炎を連発された場合は、防御していない勇者では堪えられない(あきらめるしかない)。イオナズンを連発してくれるよう祈ろう。

役割分担

武闘家:賢者の石を使い続ける
僧侶 :ピオリム→マヌーサ→ルカニ→以降は打撃
勇者 :防御→僧侶の打撃が始まったら王者の剣
 バギ系(王者の剣)は効かないこともあるため、動けなくなる可能性のある打撃にするかどうかは好みの問題(本来は期待値計算で決めるべき)。敵のHPが150を切ったら、勇者は防御、僧侶は防御コマンドなしで攻撃する。僧侶が死亡したら、勇者の攻撃でトドメをさす。

バラモスゾンビ

最大HP:900自動回復:50

 僧侶を世界樹の葉で蘇生させ、武闘家、僧侶、勇者の3人で挑む。僧侶が死亡した状態で倒す。

役割分担

武闘家:賢者の石を使う、仲間全員のHPに余裕がある場合は打撃
僧侶 :マヌーサ(効きにくい)→以降は打撃
勇者 :防御→僧侶が死亡したら王者の剣
 バラモスゾンビの素早さ、守備力は共にゼロ。常にこちらが先制できると考えていい。敵の打撃には防御していないと耐えられないため、最後尾の勇者は僧侶が死亡するまで常に防御していること。マヌーサによる打撃ミスが武闘家の打撃攻撃参加を可能にする。

ゾーマ

最大HP:1023自動回復:100

 最後の難関。特にこれといった戦術はなく、ひたすら強力な攻撃がこないよう祈るだけだ。防御コマンドが無効となる、[いてつく波動→打撃or強い吹雪] が恐い。

準備

 並び替えを行い、戦士、武闘家、僧侶、勇者の順にする。次のように各メンバーにアイテムを持たせよう。僧侶は最低でもベホイミ7回分のMPはほしい。戦士にドラゴンメイルを装備させるのを忘れずに。
戦士 :Eドラゴンメイル、E力の盾、賢者の石、薬草×1
武闘家:E星降る腕輪、薬草×7
僧侶 :E魔法の鎧、E水鏡の盾、光の玉
勇者 :E地獄の鎧、E勇者の盾、薬草×6

戦い方

 下記のような戦法で戦い、8ターン目で倒せなかった時はあきらめよう。あとは僧侶のベホイミ、勇者のホイミで悪あがきするしかない。薬草で200以上のダメージを与えられる確率は約20%。薬草は全部で14個あるので、倒せる可能性は十分にある。今回は7回目の挑戦で倒すことができた。その時は勇者の5つ目の薬草でトドメをさした、つまり6ターンで倒した。

ターン数行動
戦士:賢者の石 武闘家:防御 僧侶:光の玉 勇者:防御
2〜7戦士:賢者の石 武闘家:薬草攻撃 僧侶:ベホイミ攻撃 勇者:薬草攻撃
戦士:薬草攻撃 武闘家:薬草攻撃 僧侶:ベホイミ攻撃 勇者:ホイミ攻撃

安定させるなら…

 実は薬草の数を減らして装備を充実させ、打撃で攻める方法もある。薬草は僧侶がルカニを唱えるターンのみ使う。戦いが長期化するものの、そのほうが安定するかもしれない。というのは、装備の充実に加えて祈りの指輪や世界樹の葉をもっと多く持っていけるため、各々の戦闘で運悪く仲間が死んでしまっても復帰できる利点もあるからだ。

 更に後で録画を見る時のことを考えれば、薬草攻撃と違い打撃攻撃時には効果音が生じるため、発生する音の数が多くより臨場感が出るという意味では優れている。もちろん、薬草のみによる攻撃も、一度もゾーマに触れずして倒すという意味でインパクトはあるが…。


戦いをおえて



 今回の提案は、僧侶1人でも十分いけるということである。

各戦闘について

 ボストロールや八岐大蛇は上手く会心の一撃がでたこともあって、スムーズにクリアすることができた。もちろん会心の一撃のせいで失敗してしまった例も何度もあるので、この辺は何ともいえないところだが…。バラモス以降が大変だったため、録画を見直してもよく覚えていないというのが本音。つまり、上記の「戦い方」については単に結果論を書いているに過ぎない部分がいくつかある。

 バラモス戦は補助呪文が行きわたる前にバシルーラで飛ばされておしまいになるパターンが7割以上だった。ラリホーを唱えられる者が1人しかいないため、どうしても準備に時間がかかってしまうからだ。ただ、ルカニ後に武闘家がバシルーラで飛ばされたものの、500ダメージ以上与えたケースが2回ほどあったのを覚えている。バシルーラされても諦めないべきなのかもしれない。種使用後は、思ったよりは苦労せずに倒すことができた。当初の予定では、種は使用せずに、ドラゴンメイルを装備させた勇者を最後尾にするつもりだった。

 予想以上にきつかったのがキングヒドラ。打撃による死亡率が高く、また戦士の自殺のタイミングを計るのが思った以上に難しい。並びかえをしたり役割分担を変えるなど色んな方法を試すもなかなか効率のいい方法が見つからず、はじめのうちは3時間に1回の頻度でしかゾーマを拝めないような状態だった(ゆえに種を使った)。また、敵のHP調整で僧侶が攻撃しない場合、何もせず防御していたのだが、後で考え直してみると戦士の自殺ほう助をしたほうが効率が良かった。戦いが長期化した点に関してはもう一つ、黄金の爪の売却によりゾンビ戦のターン数が増えたのも反省点。

 バラモスブロス戦は、僧侶の攻撃力が100以上あれば僧侶の打撃だけでも敵のHPを減らせる。つまり、勇者は防御し続けてもダメージは蓄積していくので、地獄の鎧を装備しなくても倒せる可能性がある。ただし、これはやたら時間がかかるのが欠点。

 ゾーマは対戦にたどり着くだけでも時間がかかるので、コマンド入力時にコントローラーを握る手が震えてしまう。7回挑んだと書いたが、これは戦い方を確立した後の回数であり、それ以前にも3〜4回ほど対戦している。倒したパターンでは薬草を10個しか使わなかったものの、14個でも十分足りているとは言えないのが実情。やはり打撃中心で挑んだのほうがよかったかもしれない(最後の最後まで無計画)。

水鉄砲の誤算

 当初は水鉄砲を売ってGを補填し、常に最強装備で挑む予定であった。しかし、水鉄砲売りが時給いくら程度なのか、あらかじめ計算しておかなかったのが、以降の予定を狂わす最大の要因となる。例えばバラモス戦の前に30000Gが必要とすれば、30時間ムオルで売り続ける必要があるだろう。そこまで暇を持て余している身分でもないので今回は断念。笑い袋や踊る宝石を狩るにはレベルが上がりすぎてしまったのがいけなかった。

低レベルに挑戦する人へ

 今回は無計画にレベルアップしたことや、ほとんどの戦いをスカスカの装備で挑むなど、まだまだステータス強化の余地が大いにある。ゆえに、もっと安定した戦いができる可能性はあるし、もっと低いレベルで挑戦できるかもしれない。バラモス戦はラリホーの成功率が100%と仮定すればかなり低いレベルでもいけそうだが、これ以上弱いパーティーで挑むのは現実的にはかなり厳しい。

 低レベルクリアに挑戦する前に、戦闘をシミュレーションするなり、一度似たステータスのパーティーで戦いに挑んでみることをオススメする。各々の戦闘の勝率が1〜2%程度あるならば挑戦する価値は十分にあるだろう。0.1%台ならば現実的には難しいといわざるをえない(プレイヤーの気力次第かもしれないが)。
家族に迷惑をかけないように…

 独り暮らしならば問題ないが、同居人がいる場合は迷惑がかからないように気をつけよう。なかなか上手くいかない場合や、次のターンでいかに行動するか考えている最中に話しかけらると、イライラしてしまう可能性がある。戦闘中にTVの前を横切られると、状況が不明瞭になり場合によってはやり直しとなることもあるだろう。更に録画しながらプレイしている場合、後で見る時のことを考えれば、残りHPの計算やコマンド入力をできるだけスムーズに行わなければならないため、普段以上の集中力が必要とされ、予想以上にストレスも溜まる。できれば自分の部屋で行いたいところだが、書斎がない人や録画機器が他の部屋にしかない場合は、八つあたりして居合わせた家族に迷惑をかけることのないよう十分注意したい。

Q&A



 何か質問がありましたら、メールか掲示板にてご連絡ください。
低レベルクリアを行ったキッカケは?

 FC版DQ3攻略のコーナーを作成するにあたり、著者(裏技には詳しいが、攻略に関しては未知数)のDQ3の把握度を見てもらう一つの物差しになればと思ったのが半分。もう半分は内緒。

低レベルクリアを行うにあたり、何か参考にしたものはありますか?

 今回はごくあたり前の戦術しか採用していないため、そもそも参考にするようなものは何もなかったといえます。というか一応多少の検索はかけたものの、FC版DQ3に関しては何も情報を得られずじまいでした。残念。

 数年前にをとさんという方が書かれた記事によると、1999年12/21に戦士17/僧侶17/僧侶17/勇者16という記録を達成されているようです。この記録では、“裏技やバグ技は使用禁止。ただし、防御攻撃やゾーマに回復呪文・やくそうでダメージは可。”としており、既にアストロン戦法やベホイミ攻撃などが使われています(種は使用しなかった模様)。また、この記事にはさんという方の記録(戦士15/僧侶17/僧侶16/勇者16)について言及されていました。さんの記録については下記のサイトに紹介されているようです。

 参考文献:ULTIMAGARDEN

 なお、各キャラクターのステータス成長に関して、をとさんの記事を参考にさせて頂いています(ある程度の基準にした)。

今後の改善点があれば教えてください。

 もっと低いレベルも可能と思われます。

1.経験値プランを変える
 パラメータの項で述べたプラン:勇Lv16 戦Lv14 武Lv16 僧Lv16があります。このプランを上回る記録は職業編成を変えない限り不可能でしょう。何故ならば、これ以上誰か一人のレベルを下げる場合、カンダタ前の獲得経験値総数よりも多くの経験値をカットする必要があるからです。

2.職業編成を変える
 さすがに勇/武/武/武というパーティーは無理があるものの、今回の記録における戦士を二人目の武闘家に変更した勇/武/武/僧ならば、いけるかもしれません。でも、同一職業の仲間がいても映像的にあんまり面白くないし、下手すれば今回よりも見た目つまらなくなる可能性があるので、記録を更新する予定はありません。

 ちなみに、経験値プランも職業編成も変えた場合(上記2つを合わせた場合)、勇Lv16 武Lv13 武Lv16 僧Lv16というレベルになります。おそらくこれが実現の可能性が残る最低レベルではないでしょうか。

何気にこだわったのポイント等でもあれば教えてください。

 裏技に詳しい私がランシールバグを封印した点だけでも結構なポイントでしょうか(それを言っちゃーおしまいか)。その辺を強調して「教育的」という修飾語を入れています。他にも挙げるとすれば、男性のみのパーティーでは暑苦しいので、女性をメンバーに加えました。その際、パーティーアタックで女性を攻撃するシーンが無いよう、こだわってみました。やっぱり女の子を殴っちゃイカンでしょ。

では、すべての裏技を駆使すればどのような記録が可能になるのでしょう?

 レベルゼロのキャラは無効とすれば、パーティーは勇/武/武/武で確定。夢見るルビーバグを利用して一気にアレフガルドへ行き、固定戦闘はゾーマの城を除いてすべて回避する。あとは場所移動技についてどうルール設定するかは不明ですが、使用して大魔人は回避できたとしても、フラグの関係でしもべ達とは対戦しなければなりません。戦闘自体はドーピングが無制限に可能なため、闇ゾーマも倒せるでしょう。

 なお、もし仮に棺桶バグでフラグ立てが可能だとすると、棺桶バグ→ゾーマ討伐のフラグ成立→ラダトームに入城しエンディング…という一戦も戦わずしてLv1クリアというのも考えられます。こうなると、もはや何をやりたかったのか本末転倒になってしまいますが、さんのACアダプタ抜きを利用したタイムアタックを超えられるのならば、多少のやる価値はあるかもしれません。

 参考動画:ゾーマの城以外の固定戦闘を回避したTAS記録があるようです。
 http://www.nicovideo.jp/watch/sm3134444

DVD



 今回の記録を録画したものを一枚のDVDにまとめました。希望される方に差し上げます(もちろん無料…タダより高いものはない)。

注意点

・凄い記録ではない
 最もレベルの上がりにくい職業は武闘家なので、戦士を武闘家に変更するだけでも今回の記録を更新する事ができます(Q&A参照)。今回の見所は、職業の異なる4人が、それぞれ異なった能力を活かしてパーティーに貢献するという点にあります(ものは言い様)。

・DVD詳細
 DVD-VIDEO形式。カラー。全編78分。片面1層ディスク(DVD-Rに書き込んだもの)。MPEG-2。DVD-VIDEO対応のプレーヤーで再生してください。

 上述した固定戦闘すべてを収録しました。DVDレコーダーで録画したため、若干映像・音声が乱れている部分がありますが(特に歩行シーン)、細かい所まで気にならない人には全く問題ないレベルです。収録時間のほとんどすべてが戦闘シーンとなっているので、DQ3の総合的な映像を楽しみたい人には向きませんが、戦闘シーン以外の見所も多少はあります(昼間のボストロール、回転床通過、メニュー画面など)。最大の見所は、後の戦闘ほどコマンド入力が円滑になっており、プレイヤーの上達が伺える点でしょうか。そのほか、コマンド入力に悩んでいる数秒間なども注目ポイント。

・希望される方は
 希望される方は送り先のお名前・住所(日本国内のみ)を明記したメールを下記のアドレスまで送ってください。送料は当方で負担します。なお、複数枚の希望はご遠慮ください。

アドレスはこちら:


もどる
inserted by FC2 system