ぺんぎんくんWars
単純なのにもかかわらず意外と先に進むのが大変なこのゲーム。攻略ページ(基本的にFC版)をつくってみました。いまだ常勝というわけにもいかず、苦戦を強いられています。何か情報があったら掲示板まで。
システム概略
参加人数
1〜8人。参加人数が2人以上の場合は、トーナメントが終了するとGAME OVER。参加人数が1人の場合は、トーナメントで優勝すると次のトーナメントに進むことができる。
ヒット・連続技(コンボ)
投げたボールに当たると、一定時間ボールを投げられなくなるが、この時間はボタンを連打することで短縮することができる。また、十字キーの横を連打することで、多少は左右に移動することもできるようだ。ボールがヒットして倒れている間に、もう1発ボールをヒットさせることで、相手がボールを投げられない時間を延長させることができる(連続技・コンボ)。これを繰り返すことによって、すべてのボールを相手の陣地に入れることにより、パーフェクトで勝つことができる。1発食らうと連続技で即試合終了ということになり兼ねないので、十分注意すること。
思えば、格ゲーの連続技の概念は、このゲームのころからあったわけだ。
障害物
試合開始後、一定時間が経過すると画面中央に障害物が出現し、投げたボールがこれに当たると跳ね返るので注意。出現する時間は試合毎に異なる(下表参照)。2回目のトーナメントの1回戦・4回戦では、試合開始直後から特殊な障害物が出現し、これにボールを当てると点数が加算されグラフィックが変化。最終的にはぶどう(右写真)になったあと、消える。
斜め投げ
試合開始後、一定時間が経過すると、十字キーの横を押しながら投げることで、ボールを斜めに投げることができるようになる。斜め投げが可能になる時間は試合毎に異なる(下表参照)。効率よく連続技を決めるのに利用したい。中央から斜め投げをすれば、端っこにいる相手に当たるというのが大体の目安。ちょうど右のような感じで当たる。
延長戦・爆弾
時間切れの場合、自分の陣地にあるボールがどれだけ少ないかで勝敗を判定するが、ボールの数が5−5の場合は延長戦となる。延長戦では爆弾が追加される。この爆弾は、自分の陣地内に一定時間放置しておくと、爆破→負けという効果がある。延長戦でも時間切れとなった場合、勝敗はボールの数には関係無く、自分の陣地に爆弾があるプレイヤーの負けとなる。GAME07コアラの場合も同様のルールである。
GAME | 斜め投げ可 | 障害物出現 | その他 |
01 ネコ | 15 | 20 | |
02 パンダ | 20 | 25 | |
03 コアラ | 30 | 30 | |
04 ビーバー | 45 | 40 | |
05 ネコ | 15 | 60 | 特殊な障害物 |
06 パンダ | 30 | 60 | グラフィックの違う障害物 |
07 コアラ | 44 | 20 | 爆弾あり |
08 ビーバー | 60 | 60 | 特殊な障害物 |
数字は、それぞれが起こる残り時間をあらわす。
GAME09は基本的にGAME01に戻ると考えてよい(ただし得られる得点等は異なる)。
上の表の敵キャラの名前は、プレイヤーが1人の場合である。プレイヤーが2人以上の場合は、敵キャラが異なることがあるが、敵の動き、システム等はGAME数に依存し、キャラクター自体には依存しない。以下の対CPU攻略では、敵の名前はプレイヤーが1人の場合のものである。
対CPU攻略
延長戦
パーフェクトで勝つのもいいが、ここでは時間切れを利用した戦法を紹介する。なんちゃってキャッチボール→時間切れ寸前に爆弾を渡す、という誰でも思いつく戦法である。
1.スタート直後、まず爆弾をつかむ(まだ投げないこと)。
2.敵にボールを4つ投げさせて、敵の陣地にボールが1個、こちらの陣地にボールが10個になるようにする。これは単に避けてればいいだけなので簡単。
3.敵が最後のボールを投げたらこちらもボールを一つ投げて、ボールの数が10−1という状況を維持する。投げたボールが障害物に当たって戻ってくることのないよう注意すること。このとき爆弾を自分の陣地に一定時間放置することのないよう、できるだけ投げるのは爆弾にする。
4.時間切れが近くなってきたら、爆弾を投げずに保存しておき、ボールを投げて10−1を維持。時間切れ直前に爆弾を投げて、それが敵陣地に届けば勝利。もちろん、何かに跳ね返って戻ってきてしまったら負けとなるので、ここでは細心の注意が必要となる。
なんちゃってキャッチボールとは?
上で述べた戦法のように、常に相手が触れるボールの数を1個以下にすることによって、相手の動きや位置を誘導する戦法のこと。これにより、自陣に置かれているボールの位置を上手く調整しつつ、スムーズに試合時間を経過させることができる。
対ネコ、パンダ
ネコ、パンダは雑魚なので書くまでもないが、楽に勝つ方法を紹介しておく。GAME05ネコ、GAME06パンダも同様の戦法で倒せる。ただし、この場合は試合開始時から障害物があるので、連続技を決めるのが難しい。斜め投げができるようになるまで、なんちゃってキャッチボールを続けているのが無難。
1.まず、こちらの陣地に、ボールが隙間なくいくつか並ぶような状況をつくる。ちょうど左写真のような感じ。
2.次に、隙間なく並んでいるボールを端から順番に投げていく。ボールはまっすぐ投げること(重要)。このとき、右から順番に投げる場合は、敵は右端のボールのあるラインより左側(左から順番に投げる場合はその逆)にいるような状況にすること。写真は右から順番に投げていく場合。
3.ネコ、パンダは自分の陣地にあるボールを取りに行こうとして、こちらの投げた玉に当たってくれる。あとは連続技を駆使してパーフェクトで勝てばいい。
対コアラ
GAME07のコアラは爆弾付の試合(延長戦の試合時間が長いバージョン)となるので、延長戦と同様の戦法で勝利することができる。ここではGAME03コアラの倒し方を説明する。一見、対ネコ、パンダ用の戦法は通用しないような感があるが、実は障害物出現後ならば、コアラの動き方が変化し、似たような応用戦法が通用する。
1.まず、延長戦で紹介した方法と同様にして、ボールの数が9−1という状況を維持する。このとき、自分の陣地のボールはすべて右端に並ぶように、うまく誘導してなんちゃってキャッチボールを行うこと。一番右端の位置で、キャラが1歩も移動せずに連続して4個のボールを投げられるような状況を維持できればベスト。
2.障害物が出現するまで、ボールの数9−1を維持する。ここから先は、コアラの位置、障害物の位置が重要になってくる。
3.コアラの位置が横ラインの右側1/3以内の場所にくるよう、ボールを投げてうまく誘導する。
4.コアラが最後のボールを投げたのを確認した後、右端へ行き、1歩も移動しないでボールを連続して3発投げる。障害物の位置によっては連続で3発投げられないことがあるので、これには十分注意すること。
5.3発目のボールがヒットするので、あとは連続技を駆使してパーフェクトで勝つ。
この方法は、障害物出現後、コアラの位置が横ライン右側1/3以内、障害物に当たらずに画面右端から連続で3発ボールを投げられる…という状況がすべて満たされないと成功しない。また、他の位置で同様のことを行っても成功しないようだ。
対ビーバー
対ビーバーについては、残りタイム51秒(GAME08ビーバーでは53秒)で瞬殺する戦法が知られている。GAME04ビーバーとGAME08ビーバーでは若干方法が違うので注意すること。
1.まず、ゲーム開始直後に左から2つめのボールを、右写真の位置から投げる。GAME03ビーバーではスタート直後に投げてOKだが、GAME08ビーバーの場合、ゲーム開始時から斜め投げができるため、スタート直後に投げると敵の斜めに投げた1発目のボールとぶつかってしまうので、少し待ってから投げること。
2.次に一番左端のボールを持つ。
3.最初に投げたボールがヒットするので、後は連続技で瞬殺できる。2つ目に投げるボールは、最初に投げた位置よりやや気持ち右側といった感じ。1発目のヒットを確認してから落ち着いて投げてもOK。最後のボール(一番右端のボール)は敵に当てようとせずに、その場で投げるのが無難。
上の戦法において、連続技成立後、右側にあるボール2個をその場で投げれば残りタイム51秒で勝利できる。ただしタイミングは多少シビア。一番右端のボールだけをその場で投げ、後はビーバーにヒットさせるのが無難である(この場合残りタイムは49秒となるが、1発多くヒットしているぶん得られる点数は高い)。また、最初に投げるボールは一番左側のボールでもよく、この場合は、1.の位置まで移動してから投げる。このほうがGAME08ビーバーでは早く倒すことができて、残りタイムは53秒となる。
その他の戦法
コアラ戦の戦法におけるなんちゃってキャッチボールと同様のことを繰り返し、ラスト5秒で一気にボールを投げるという方法。成功率はまあまあで、延長戦にもつれこむことも多い。終盤に乱戦になりそうな模様だったらこの方法を使うのも手。
もどる